MIDI(Musical lnstrument Digital lnterface)
シンセサイザー、リズム・マシン、シーケンサー、コンピューターなどの演奏情報を相互に伝達するために決められたデータ転送規格。 すなわち、電子楽器の演奏情報のデータ形式、プロトコル、物理的インターフェイスの規格である。なお、MIDIデータとは演奏情報であり、音そのものではない。 MIDI規格では標準的な送受信のインターフェース回路とデータ・フォーマットを定義しており、MIDI規格に対応した機器はトランスミッターとレシーバーの一方または両方を持つ。
MIDIチャンネル(MIDI channel)
MIDI信号には1から16までのチャンネルがあり、送信側と受信側のチャンネルが一致しないと、MIDI情報を受信することができない。そのため、複数のチャンネルを持つ1台のMIDIシーケンサーで、異なるMIDIチャンネルに設定した複数のシンセサイザーを個々にコントロールできる。送信チャンネルをトランスミット・チャンネル、受信チャンネルをレシーブ・チャンネルと呼ぶ。
MIDIパッチペイ(MIDI patchbay)
MIDIケーブルの接続を切り換えるための周辺槻器。オーディオ・ケーブルのパッチ・ベイのMIDI版。 大規模なMIDIシステムを構築するうえでは欠かすことができない。通常、8~16のIN、8~32のTHRUを持ち、それぞれのIN、THRUの接続をプログラムできるものが多い。
MIDIスルー・ボックス(MIDI thrubox)
MIDI信号を分配するユニットで複数のMIDI機器を使うシステムの必需品。 MIDI信号のパラ・ボックスと考えられる。MIDI信号は音声信号のように単純にパラレルで取り出すことができないので、信号が劣化しないようにフォト・カプラーを使ったTHRU回路がMIDIスルー・ボックスに使われている。
MIDIインターフェース(MIDI interface)
コンピューターとMIDI機器を接続するためのインターフェースで、コンピューター側でMIDI情報の入出力を行なえるようにするもの。拡張スロットに接続するものや、シリアル・ポートに接続するものなど、さまざまなタイプがある。
AKAI アカイ / SYNTH STATION 25
AKAI アカイ / SYNTH STATION 25 (iPHONE、iPOD Touch用ドッグ搭載の25鍵MIDIキーボード)
SynthStation25は、iPhoneやiPod touchを、プレイアビリティの高い、本格的なシンセサイザに変えてしまいます。このMIDIキーボードはその小さなボディに、ベロシティ対応の25鍵(2オクターブ)のキーボードとピッチベンド/モジュレーション・ホイール、RCA端子ステレオメイン出力とヘッドフォン端子、iPhone/iPod touch用のドックを内蔵し、iPhoneやiPod touch上のアプリケーション「SynthStation」と共に動作します。SynthStation本製品(SynthStation25)には「SynthStation(iPhoneアプリ)」は付属しておりません。別途、iTunes Appストアにてご購入いただく必要がございます。
Keith Mcmillen Insturments MIDIエクスパンダー
Keith Mcmillen Insturments キース マクミレン インストゥルメンツ/MIDIエクスパンダー『MIDI』『iPad』
コンピューターを介さずにSoftStepと外部MIDI機器と接続するために必要な追加オプション!SoftStep MIDI Expanderは、コンピューターを介さずに外部MIDI機器と接続するために必要な追加オプションです。SoftStepソフトウェアで単体使用のための設定をおこなえば、この拡張ボックスだけで、MIDI機器と接続できます。 また、SoftStepをiPadで使用する場合、MIDI Expanderを追加することで、SoftStep本体と外部のMIDI機器の両方で、iPad上のソフトウェアを操作したり、iPadにフットコントローラーとMIDIインターフェイスの両方の機能をもたらします。 SoftStep MIDI Expanderは、SoftStep本体と接続するためのUSBケーブルとSoftStep本体に電源供給をおこなう電源アダプターが付属。
MIDI端子(MIDI terminal)
MIDIデータを送受信するために楽器に装備された端子。その楽器を操作したことによって発生するMIDI情報を送出するMIDI IN、 外部の演奏情報を受信してその楽器を演奏状態にするためのMIDI OUT、MIDI INで受信したMIDIデータをそのまま外部に送出するMIDITHRUの3種類がある。
MIDIケーブル(MIDI cable)
接続には5ピンのDINコネクターを使用し、MIDI規格の機器は通常MIDIイン/アウトノスルーの3つの端子を備えている。 これは、両端に5ピンのDINプラグを持つケーブルで、MIDI機器同士の接続に用いられる。5ピンのうち5番はMIDI情報の送受信に使われ、2番は保護体に、4番はアース用に使用されているが、1番と3番は使用されていない。 また、MIDIケーブルの長さは、トラブル防止の意味で15m以内が望ましいとされる。
SANSAMP/Tech21 MIDI MOUSE MIDIプログラムチェンジペダル
サンズアンプ MIDI MOUSE MIDIプログラムチェンジペダル です。 MIDI MOUSEは、丈夫なアルミダイキャストボックスに3つのメタルスイッチを装備したステージユースにも耐えれる設計がなされています。ラージサイズのLEDは、暗いステージや野外でも見やすく、3桁のパッチナンバーを表示することができます。 このシンプルなデザインで、128のプログラムナンバーを16全てのMIDIチャンネル(16チャンネル中の選択した一つのチャンネル)で変更することが可能です。 また、MIDI MOUSEはバッテリーで動作するためステージの煩雑な配線が必要ありませんし、スタジオなどでリモートMIDIコントローラーとしても使用していただけます。 また、1個のバッテリーで約2,000回の動作が可能です。他にも通常のDCアダプター、MIDIケーブルを介してファンタムパワーを電源ソースにすることもできます。 ● サイズ 94W×37H×120D mm 重量:296g
MIDIメッセージ
MIDI情報は8ビット構成の複数バイトのメッセージで、各メッセージはその種類を示すステータス・バイトとデータ・バイトから成る。 MIDI規格上のデータの送受信は、すべてMIDIメッセージで行われる。MIDIメッセージは、複数のバイト(8ビット)で構成されている。バイト単位で処理していくため、文言上では16進数を用い、数の後にHを付ける。 メッセージはチャンネル・メッセージとシステム・メッセージに大別され、チャンネル・メッセージはさらにボイス・メッセージとモード・メッセージに分けられる。これに対し、システム・メッセージはMIDシステム全体に共通して利用されるもので、MID|チャンネル指定はない。 システム・メッセージは、さらにシステム・エクスクルーシブ、システム・コモン、システム・リアルタイムに分けられる。
ボイス・メッセージ
通常の演奏情報は、すべてボイス・メッセージに定義されている。鍵盤を「押す」「離す」に相当するノート・オン/オフ、さまざまなエフェクト(モジュレーション・ホイールやペダルなど)を送るコントロール・チェンジ、音色の切り換えをするプログラム・チェンジ、シンセサイザーに欠かせないベンド情報を送るピッチ・ホイール・チェンジ、そしてアフター・タッチがボイス・メッセージに含まれる。なお、アフター・タッチには各鍵盤ごとに情報を出力するポリフォニック・キー・プレッシャーと、全体にかかるチャンネル・プレッシャーがある。
モード・メッセージ
MIDIには4つのモードがあり、このモードはポリ/モノ・モード、オムニ・オン/オフの組み合わせで決定される。さらにMIDIには16のチャンネルがあり、オムニ・オンのときには接続する機器のMJDIチャンネルが一致しないとデータは転送されない。オムニ・モードとはこのMIDIチャンネルを認識するかしないかの区別で、オムニ・オンのときにはチャンネルを認識するからだ。4つのモードのなかで一般的なのがモード3で、特殊なものはモード4.このモード4では1台のポリフォニック・シンセサイザーがモノフォニック・シンセサイザー数台分の働きをし、複数の異なったチャンネル・メッセージを受信する。
システム・エクスクルーシブ・メッセージ
IDコードを登録したメーカー専用のメッセージで、ステータスF0とEOX(エンド・オブ・エクスクルーシブ)の間に任意の量のデータをはさんで送ることができる。音色パラメーターやシーケンス・データなど、メーカー独自の情報はすべてこのシステム・エクスクルーシブ・メッセージで送られる。ただしIDの7Eにはノン・リアルタイム、7Fにはリアルタイムのユニバーサル・エクスクルーシブが割り当てられ、サンプル・ダンプ・スタンダードやMIDIタイム・コードなどが定義されている。
システム・コモン・メッセージ、システム・リアルタイム・メッセージ
リズム・マシンやシーケンサーの制御は、システム・コモン・メッセージとシステム・リアルタイム・メッセージによって行なわれる。一般的にはソング・セレクトで演奏プログラムを選び、ソング・ポジション・ポインターでスタートさせたい小節を指定する(1ビート=6MIDIクロック)。そしてFAでスタート、FC’でストップFB’で再スタートできる。F8はMIDIクロックとも呼ばれ、タイミングの管理に使用する。 システム・リアルタイム・メッセージは常にほかのメッセージに優先して送信・処理され、ほかのメッセージの問に割り込むこともある。 その他のメッセージとしては、アナログ・シンセサイザーのオシレータを自動的にチューニングし直すチューン・リクエスト、ケーブルの断線によるトラブルを防ぐアクティブ・センシング、初期状態に戻すシステム・リセット、SMPTEと同様に時/分/秒/フレームでアドレス管理をするクォーター・フレーム・メッセージ“F1がある。
MIDIクロック(MIDI clock)
システム・リアルタイム・メッセージのタイミング・クロック。MIDI機器(シーケンサー、リズム・マシン)などを同期させるときのタイミングの基盤となる。
MIDIタイム・コード(MIDI timecode)
MIDI機器とMTRやVTRなどとの間で正確な同期を行なえるようにするために設けられたMIDI情報。これはすでにMTRやVTRなどで用いられているSMPTEをMIDI情報に組み込むことによって、時間情報を扱えるようにしたもので、演奏時の時間経過を伝えるクォーター・フレーム・メッセージ(ステータス:FI)とユニバーサル・エクスクルーシブに含まれるフル・メッセージから構成されている。
MIDIエフェクター(MIDI effects)
MIDIエフェクター(MIDI effects)
MIDI対応のエフェクター
プログラム・チェンジの情報によってプログラムされたエフェクトが選べたり、コントロール・チェンジによってエフェクトのパラメーターを動かすことができる。
MIDIチャンネライザー(MIDl channelizer)
入力されたMIDI信号に対して、あらたにチャンネルを付加するMIDIエフェクター。送信チャンネルが固定されたキーボードなどにつけると、送信チャンネルを自由に設定できる。
MIDI信号そのものを変えるエフェクター
複数のMIDI情報をミックスして、ひとつのMID信号として出力するするMIDIミキサー、ある情報だけを抜いたり逆に取り出したりするMIDIフィルターなどがある。
MIDIシンク(MIDI synchronize)
システム・リアルタイム・メッセージ(スタート、ストップ、タイミング・クロック)を使ってMIDI機器を同期演奏させること。
MIDIマシン・コントロール(MIDI Machine Control)
MIDIを使って(楽器以外の)さまざまな機器を制御するために設けられた情報。
MIDIマネージャー(MIDI manager)
Apple社が提供していたMIDI管理システム。システムフォルダ内の機能拡張フォルダにインストールされる書類と、パッチングを行なうアプリケーションなどから成り、シリアル・ポートの管理などを行なう。
LINE6 MIDIインターフェース MIDI MobilizerII
LINE6 iPhone/iPod/iPad用 MIDIインターフェース MIDI MobilizerII ラインシックス ミディモビライザー2
iPhone やiPad へMIDIディバイスを接続し、iPad用GarageBand などのCoreMIDIアプリを起動して、いつでもどこでも音楽制作を実現。■iPod touch (第3、第4世代)、iPhone (iPhone 4、iPhone 3GS)、iPad、iPad 2と互換■スタンダードな5-pin DIN MIDI端子を装備した全てのMIDIディバイスと互換■MIDI In/Outの信号通過を表示するLEDを実装 ■iPod touch、iPhone、iPad底面の30-pin端子へ装着■2.5mm TRS端子によるMIDI In/MIDI Out■1.5mの2.5mm-to-5-pin DIN Planet Waves製MIDIケーブル2本を同梱■iPod touch、iPhone、iPadから給電 — 電池やパワーサプライ不要■App Storeでサードパーティ製の無償及び有償アプリを提供。■Line 6 MIDI Memo Recorderアプリ はApp Storeで無償配布。
YAMAHA i-MX1
YAMAHA i-MX1はiPad / iPhone / iPod Touch のアプリケーションと楽器を組み合わせてモバイルミュージックを実現するCore MIDI対応インターフェースケーブルです。面倒なセッティングは一切不要。お使いのiPad / iPhone / iPod Touchにシンセサイザー、電子ドラム、デジタルピアノなどMIDI端子を搭載した楽器とiPad / iPhone / iPod Touchを接続して対応するアプリケーションを起動すれば、アプリケーション上のサウンドを本物の楽器を使って演奏することができます。また、ヤマハシンセサイザーなどの使い方を広げるアプリケーションもラインアップ。複数のフェーダーを使って音色を自在にコントロールできる「Faders & XY Pad」や、指一本でドラムやアルペジエーターが演奏できる「Keyboard Arp & Drum Pad」など今までの楽器の機能を拡張する新しい楽しみ方を提供します。